はじめての転職。面接を間近に控えて「看護師の面接では、どんなことを聞かれるの?」「面接に受かるために、対策をとっておきたい!」と不安になっている方も多いのではないでしょうか?
わたくし、某クリニック勤務時代には「採用側」として面接にずっと立ち会ってきました。その経験をベースに転職する看護師さんのお役に立てばと思い、「看護師の面接の質問と対策」についてご紹介します。
本稿では、〈ここさえ事前に知っておけばOK〉という内容を圧縮してお伝えします。本記事を最後まで読んで、面接で採用されるように対策していきましょう。
看護師の採用担当者が見ているポイントとは?
面接ではどのような点で採用が決まるのか疑問に思っている人も多いと思います。採用担当者が見ているポイントについて、詳しくご紹介します。
採用担当者が面接で確かめたい4つのこと
採用担当者は採用するにあたって、面接で4つのことを確かめたいと思っています。
- 患者さまへの看護を安心して任せられるか?
- 人間関係でトラブルを起こさないか?
- すぐ辞めてしまわないか?
- 病院・会社の理念や求める人物像と合うか?
日本中の大半の病院は基本的には恒常的な人手不足状態。落とすための面接ではなく、できるだけ採用したい気持ちでいます。しかし、当たり前ですが「誰でも雇えばいい」というものではありません。
まず、採用担当者はあなたに患者さまの看護を任せられるだけの経験やスキルがあるか(今後スキルを向上させる見込みがあるか)を確認したいと思っています。また、人間関係でトラブルを起こさないかを確認する目的もあります。仕事でミスを起こすと、患者さまの命に関わる大問題に繋がってしまい、人間関係でトラブルを起こすと、職場の雰囲気が悪くなってしまうためです。退職理由について聞かれた際に前職・現職への不満を多少述べるぐらいであれば問題はないのですが、上司や職場仲間の人格攻撃ともなると、「何でも批判ばかりする人なのでは?」という疑念も・・・。
そして、採用担当者がもっとも怖れるリスクは「採用してもすぐに辞めてしまうのでは?」という懸念です。実はこれが採用担当者にとって実は最大のリスク。すぐに辞められてしまった場合、急に労働力が足りなくなり、新たなスタッフを探す労力やコストがかかってしまいます。とくに人材紹介会社経由で入職した場合には平均80〜150万円程度の紹介手数料(年収の20〜30%が相場)が無駄になってしまうため、採用担当者にとって早期退職は自身の評価をも揺るがす一大事件! 採用担当者はこのような「リスク」ができるかぎり少ない方を採用したいのです。
また、採用担当者はあなたが病院・会社のカルチャーや理念、求める人物像と合うかも確かめたいと思っています。看護観が病院のカルチャー・理念にマッチするだけでなく、医師などとチームで仕事をするため、人柄も注視されます。人柄は履歴書だけでは分からないため、良い信頼関係を結べるかが重要です。
そのため、面接で採用担当者が質問する意図を把握し、それに合う回答ができれば、採用担当者はあなたを安心して採用することができます。
採用担当者が見ているポイント
採用担当者が上記4点を確かめるために、面接時に見ているポイントがあります。
表情、目線
面接は、なんだかんだいって第一印象がやっぱり重要です。コミュニケーションをとる時に、相手を判断する重要な要素は、表情やジェスチャーなどの視覚情報が55%、話すスピードや声のトーンなどの聴覚情報が38%、話の内容などの言語情報は7%と言われています(メラビアンの法則)。そのため、笑顔や明るい表情、キョロキョロせずに相手の目を見て話す様子は、採用担当者に好印象を与えます。ここは基本中の基本として押さえていきましょう!
ビジネスマナー
〈最低限のビジネスマナー〉がきちんとしているかも見ています。先ほどのメラビアンの法則にもありますが、身だしなみや面接時の態度からも、あなたの印象が判断されてしまいます。敬語が使えているかも重要です。看護師という職業柄、患者さまとの距離感を縮めるために、「あえて」タメ口を使うケースも臨床の場ではあるかもしれません。実際に「敬語は事務的で冷たい」と感じる患者さまもいらっしゃいますよね。とは言え、面接では社会人としての最低限のマナーを守って臨みましょう。
質問への受け答え
質問に対する受け答えの仕方も重要な点です。質問を理解する力があるか、嘘をつかずに誠実に答えているか、自分の意見を的確に伝えられるかなどから、あなたの人柄やコミュニケーション力を見ています。採用担当者は過去に何人もの面接を行っているため、つじつまが合っていなかったり偽って答えてたりしてもしょせんは付け焼き刃。すぐに分かってしまいます。答えられない質問があったら率直に「存じ上げませんでした」「分かりかねます」などと答えた方が、誠実さが伝わるでしょう。
ただし、「分からない」だけでは印象が悪くなってしまうこともあります。「少し考える時間をいただけますか?」と尋ねたり、「○○の点は分かりませんが、面接が終わってから調べて自分なりに考えたいと思います」などと前向きな考えを付け加えた方が良い場合もあるでしょう。
仕事に対する姿勢
面接では、仕事に対する姿勢も見ています。採用担当者はあなたのこれまでの経験などを聞くことで、仕事への姿勢や責任感について確認しています。質問への回答から仕事に対するやる気や前向きな姿勢が伺えると、採用担当者はあなたに好印象を抱きやすいです。例えば、「患者さまに安心してもらえるよう、気配りを大切にしたい」「スキルを向上させて、数年後に○○の資格をとりたい」などと前向きな姿勢を見せましょう。
面接でよく聞かれる7つの質問とその対策
面接はどうしても緊張しますよね。準備をせずに突然質問されると答えに窮することもあるでしょう。そこで、面接でよく聞かれる質問についてご紹介します。面接時に聞かれる質問はある程度決まっていますので、よく聞かれる質問について、事前に自分の考えや回答をまとめておきましょう。
自己紹介
面接の冒頭では、自己紹介をお願いされることがあります。以下の内容について、簡潔に述べて、最後に「よろしくお願いします」と付け加えるのが自然です。
- 名前
- 最終学歴(学生の場合)
- 職歴
- 転職理由
- 志望動機
ネガティブなことを言ったり長々と話したりすると、印象が悪くなってしまうため、ポイントを抑えて簡潔に伝えることを心がけましょう。
○○と申します。△△総合病院で3年間、勤めてきました。患者さまの退院支援を通して、より地域に根差した医療を行いたいと思い、御院(おんいん)を志望しました。本日はよろしくお願いいたします。
ちなみに面接時の病院の呼び名は「御院」(おんいん)が正解。応募先が企業であれば「御社」(おんしゃ)ですね。クリニック・診療所は「御院」で問題ないでしょう。社会福祉法人など運営する介護施設は「御施設」(おんしせつ)と呼べば間違いありません。とは言え、普通に「〇〇病院さん」「〇〇社さん」「〇〇ホームさん」といった言い方でも失礼には当たりませんので、あまり神経質になる必要はありません。
尚、メールや履歴書などの文書で応募先を敬称で呼ぶ場合は、「貴院」(きいん)、「貴社」(きしゃ)、「貴施設」(きしせつ)などと表現することが一般的です。
志望動機
病院とマッチするかを確かめるためにも、志望動機は定番中の定番の質問です。あなたの熱意を伝えられる機会でもあるため、ネガティブな回答は避け、志望動機を伝えるようにしましょう。病院の特色とあなたのこれまでの経験や長所をリンクさせ、入職後の働くイメージを伝えれば、魅力的な志望動機になります。
私はこれまで総合病院で勤め、急変する患者さまに多く対応してきたため、より高度な知識や経験を積み、患者さまをサポートしたいと思いました。3次救急の指定を受けている貴院で働き、看護のスキルを向上したいと思っています。
転職理由
これまで別の病院などで働いていた場合は、転職理由について聞かれることがあります。入職後の仕事への姿勢は、前職での取り組み方や経験を聞けばおのずと分かるもの。
「人間関係のトラブルなどネガティブな理由は面接ではNG」と言われることもありますが、そんなことはありません。様々なアンケートの結果によると看護師の離職理由の第一位は「人間関係」によるものであり、そこで噓をついても仕方ないですよね。ただし、仮に人間関係が転職理由だったとしても、それに対してどのように対処したかなどのポジティブな面にも焦点を当てて伝えるようにしたほうがベターです。あまりにネガティブに聞こえる返答をしてしまうと、「人間関係を築くのが苦手なのではないか」「トラブルがあると、すぐ辞めてしまいそう」と思われてしまう可能性があります。
出産や家族の転勤などのライフイベントが理由で退職した場合は、そのまま伝えて問題ありません。
以前の病院では、職場の雰囲気を良くしようと、自分から挨拶をするようにしていたのですが、コミュニケーション不足からインシデントに繋がってしまうこともありました。患者さまに最善の看護を提供するために、チームケアを大切にした環境で看護を行いたいと思い、転職を決意しました。
長所、短所について
人柄を知るために、長所や短所について聞かれることがあります。自分をアピールする場でもあるため、偽ることなく自分らしく伝えるようにしましょう。
長所を伝える際は、これまでの経験やエピソードを交え、入職後の仕事にどのように生かすことができるかを伝えると、説得力が増し印象が良くなります。
短所を伝える際は、どのように改善しようと努めているかを伝えれば、努力している姿勢が見え、悪い印象は与えません。もっとも短所とは長所と表裏一体であることが多いですよね。
私の長所は、穏やかな点です。患者さまに対応する際は、安心していただけるようにできるだけお話を聞くことを心がけています。マイペースと言われる時もありますが、周囲に迷惑をかけないように、コミュニケーションを図り、時間管理をするように気をつけています。
看護観について
あなたの「看護観」について聞かれることがあります。難しい話ではありません。看護を行う上であなたが大切にしていることをあなたの言葉で伝えましょう。それで十分です。「患者さんへの気配り・笑顔」「患者さんの価値観や個性を把握した上での看護」……etc. 実際にあったエピソードを交えると、説得力が増します。また、入職後にどのように生かしていきたいかや、病院の理念と共通している点などを伝えると、より魅力的な印象になります。
私は、患者さまへの気配りを大切にしています。以前は慢性期の病院に勤めていたため、入院期間が長く、不安を抱いている患者さまが多くいました。患者さまに安心していただけるように、積極的に声を掛け、話しやすい雰囲気を作ることを心がけています。
夜勤・残業などの勤務条件について
採用側は仕事をカバーできる人材を必要としているため、「夜勤や残業はできますか?」「いつから働けますか?」と勤務条件について聞かれることがあります。入職後のトラブルにならないために、自分の希望を伝えましょう。
尚、慣れていないことや苦手なことに関しては、「できる限り対応します」と伝えると良いでしょう。
育児や介護などを理由に日勤のみを希望している場合は、現状と前向きな回答をすると印象が良くなります。
現時点では子どもがまだ小さいため夜勤はできず、日勤のみを希望していますが、子どもが大きくなったら夜勤も対応したいと考えています。
希望の配属先・入職後にやりたいこと
ミスマッチを防ぐために、希望の配属先や入職後にやりたいことについて聞かれることがあります。人員配置の都合で希望の配属先にならない場合もありますが、あくまで希望のため、働きたい配属先や理由を伝えましょう。
入職後にやりたいことは、「責任感を持って仕事に取り組みたい」「看護のスキルを向上したい」など前向きな姿勢をアピールすると印象が良くなります。
看護実習では、手術を受ける患者さまと接し、退院後の生活を見据えた看護の大切さを感じました。手術前後の看護や退院指導に力を入れたいと思っているため、外科病棟を希望します。
病院、クリニック、訪問看護——それぞれの面接で聞かれやすいこと
病院やクリニック、訪問看護の面接で聞かれやすい質問を、ご紹介します。
病院
大半の病院は基本的に常に人手不足のため、できるだけ採用したいという思いがあります。そのため、志望動機、転職理由といった基本的な質問がされることが多いです。病院は様々な診療科があり、キャリアアップしやすい場所でもあります。そのため、今後のキャリアプランなどについて聞かれることが多く、向上心がある人はより魅力的な人材にうつります。希望する診療科があれば伝え、前向きな姿勢を見せるように心がけましょう。
クリニック
クリニックは少ない人数で診療をカバーしているため、労働時間や看護技術などにおいてより即戦力になる人材を期待しています。そのため、志望動機や転職理由の他に、「残業はできるか?」「いつから働けるか?」などの細かな勤務条件を聞かれることが多いです。育児や介護中の方に対しては、家庭状況などを聞かれることもあります。どれくらい勤務できるかという現状と今後の予定などについて支障のない範囲で答えましょう。
美容クリニックの場合は、インセンティブ報酬や指名制度を設けている病院もあるため、接遇に関する考え方や経験について聞かれることがあります。
訪問看護
訪問看護は、看護師1人で患者さまの自宅を訪問し対応するため、看護技術・臨床経験について一通り質問されることが多いです。また、仕事への責任感や熱意を知るため、「なぜ訪問看護で働こうと思ったか?」という志望動機を聞かれることが多いです。また、これまでの経験や訪問看護に活かせる経験はあるか、勤務条件やオンコール対応の可否について聞かれることもあります。これまでに訪問看護で働いた経験がなくても、「早く習得できるように、できるだけ努力します」と前向きな姿勢を見せると良い印象を与えられます。
番外編 「子供はいますか?」「妊娠の予定はありますか?」
そういえば、ちょっと前のものですがこんな記事を見かけました。
数年前、看護師の採用試験を受けたあやみさん(仮名)。面接の際、「(面接官の)看護部長に『結婚の予定はあるか?』とか、『2年は妊娠しないでほしい』『そういう覚悟はあるのか?』と聞かれた」という。
結婚の予定を何度も聞かれ、不審に思いつつも正直にパートナーと同棲中だと答えたところ、後日届いたのは不採用の連絡だった。理由についてあやみさんは「『面接の時に髪の毛を結んでいなかったから』というふうに聞いた。しつこく妊娠や出産、結婚について聞かれたので、理由が髪の毛だとは到底思えない。男性だったらこんな質問はなかっただろうし、女性だからこそそういう理由で採用見送りになったんだと思う」と話す。
(引用元『ABEMA Prime』2022/11/30より)
「家族に関すること(家族構成や家族の仕事の有無など)」は職業安定法で聞いてはいけない質問とされていますし、「結婚の予定はありますか?」「結婚して子供を産んだ後も仕事を続けますか?」といった類いの質問も、もし女性の応募者にしか尋ねていないのだとしたら性差別的であると受け取られても仕方ありません。
限られた数のスタッフで運営している小規模事業所の面接において、こうした言葉を投げかける面接官に悪意があるわけではないでしょう。とは言え、これらのことを「面接官からは聞いてはいけない」というのが現代社会の最低限のルール。もしこうした質問を受けた場合には、コンプライアンス面で不安のある病院・企業である可能性が高く、冷静に見極めた方がよいでしょう。
質問はありますか?と聞かれたら
面接の終盤になると、採用担当者から「質問はありますか?」と逆に聞かれることがありますが、どのように答えたら良いのでしょうか。
採用担当者が逆質問をするのは、入職後のミスマッチを防ぐためです。また、積極的な質問があるかどうかで志望意欲を見極めたいという目的もあります。面接者にとっても、ミスマッチを防ぐために疑問点を聞くことができ、自分の長所や意欲をアピールできる機会のため、積極的に質問しましょう。
逆質問への回答例
逆質問への回答は、以下のように質問すると良いでしょう。
- 入職後の研修内容
- 入職前に準備すべきこと
- 定期的な勉強会は開催されているか
- どんな看護師が活躍しているか
- どんな年代の看護師が多いか
- 勤続年数はどれくらいか
- 1日のタイムスケジュール
- 1人につき何人の患者を担当するか
- 職場における解決したい課題は何か
入職前に準備することや、入職後の研修体制について質問すると、入職に対して前向きな姿勢を示すことができ、良い印象を与えられます。求人情報や病院のホームページでは知り得ない職場の雰囲気や勤務内容について質問してみても良いでしょう。
注意すべき回答
逆質問をする際に、注意すべき点がいくつかあります。
まず、調べればわかる内容を聞くと、調べる意思がないと思われてしまうため、聞かないようにしましょう。また、採用担当者が話した内容を再度聞いてしまうと、話を聞いていないと思われてしまいます。
「質問は特にありません」と答えるのも、採用担当者としては少々拍子抜けしてしまうものです。就職先への興味や意欲がないと捉えられてしまう可能性があるため、1つでも質問することをおすすめします。
給与面や勤務条件の交渉もその必要がある限り、行ってください。給与面についてしつこく聞いてしまうと、「お金に固執している」と思われてしまい悪い印象を与えてしまうケースもあるかもしれません。でも生きていく以上、お金は必要ですよね。単にお金に固執しているだけと勘違いされるのは不本意ですので、お話しできる範囲で事情を伝えた上で、給与面や勤務条件についてお話し合いをしてください。
就職後のミスマッチを防ぐために大事なポイント
逆質問は、ミスマッチを防ぐために採用担当者に具体的に質問することができる機会です。入職後に「想像していた仕事と違った」などと後悔しないためにも、逆質問の機会を有効に使いましょう。そのための大事なポイントについてご紹介します。
自己分析をして、就職・転職の目的をはっきりとしておく
面接前に自己分析をして、就職・転職の目的をはっきりしておきましょう。具体的な根拠のないまま、なんとなく病院を選んでしまうと、ミスマッチが生じやすいです。自分の長所、短所、これまでの経験を分析し、なぜ就職・転職したいのか、どうしてこの就職先が良いと思ったのかを明確にしておきましょう。就職・転職して数年後はどうなっていたいかという目標を立てておくと、想像とは多少違うことがあっても目標に向かって進んでいくことが出来ます。
就職・転職先の情報収集を
面接前に病院の理念や特徴などの情報収集を徹底することが大切です。情報収集することで、その病院を志望した理由をより明確にすることができます。また、病院の理念や特徴に合わせた逆質問をすると、熱意や意欲のアピールにつながります。職場の雰囲気や働き方について情報収集しても分からないことを質問し、入職後のイメージをより具体的にしても良いでしょう。
看護師の面接の質問と対策まとめ
冒頭でもお伝えしたように、病院は人手不足のため、落とすための面接は行いません。とはいえ、面接は事前の準備が大切。事前準備せずに何となく受かってしまうこともあるかもしれませんが、良い印象で迎えてもらうためにも、最低限の準備はしっかり行いましょう。
面接時は緊張してしまうかと思いますが、面接で見られるポイントを押さえて、想定される質問への回答を事前に練習しておけば、落ち着いて答えられると思います。ミスマッチを防ぐためにも、情報収集をしっかり行った上で、面接時は採用担当者とコミュニケーションをとるという姿勢で臨むことも大切です。あなたの面接がうまくいくことを願っています。